
東京:従業員が行方不明になってから数時間後、日本の製鉄所で溶融金属の容器から人骨と思われるものが発見された。
AFP通信によると、新日鉄大分工場で火曜日、30歳の男性が行方不明になっているとの通報があった。警察の報道官がAFPに語ったところによると、火曜日、西日本の大分市にある日本製鉄の施設で30歳の男性について連絡が寄せられた
「工場の従業員と共に捜索した結果、容器の中に人骨の破片のようなものを発見しました。これが本当に人骨なのか、行方不明になった作業員(30)のものなのかはわからない」
「しかし、もしこれが男性の骨だとしたら、作業員が鍋の中に落ちたのかもしれません。DNA検査で判明すればいいのですが……」と報道官は言い、警察は作業員がなにか目撃していないか調べていると付け加えた。
摂氏1000度(華氏1832度)以上に加熱された溶融金属が入ったとされる鍋は、深さ4メートルで、男性が作業していた場所の約5メートル下にあったと報道官は語った。
新日鉄の広報担当者はAFPに対し、「詳細は調査中であり、関係当局には引き続き全面的に協力していく」と語った。
この悲惨な事件は、新日鉄がUSスチールの140億ドル規模の買収を完了させようとしている最中に起きた。
AFP