
東京:日本国民は来春から、「マイナンバー」と呼ばれる物理的な国民IDカードの代わりにiPhoneを使い始める。
政府は、今月アンドロイド・スマートフォンに同じ機能が追加されたことを受け、この変更を発表した。
岸田文雄首相とアップル社のティム・クック最高経営責任者(CEO)は木曜日の電話会談で、新システムを確認したと林芳正官房長官は記者会見で述べた。
日本でマイナンバーを持つ人は、市町村や税務署など公的なやり取りをする際、カードの代わりにスマートフォンを使うことができるようになる。
政府筋によると、岸田首相は2022年12月の会談で、iPhoneにマイナンバーカードの機能を持たせるようクック氏に要請したという。
日本政府は、カードがオンライン化されることで、保有者は公的書類の取得や行政サービスのオンライン申請が容易になると説明している。
また、12月には現在の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードに統合する計画もある。
運転免許証についても、2025年3月までに同様のスキームが導入される。