
ドバイ:韓国の新聞によると、日本と北朝鮮は5月中旬にモンゴルで会談を行った。しかし会談の内容は非公開だった。
この会談は、東京が平壌による過去の日本人拉致事件の解決を模索する中で行われた。会談はモンゴルの首都ウランバートル近郊で行われた。
共同通信によれば、日本側の代表団には政治家が含まれており、北朝鮮側は3人で、1人は北朝鮮の諜報機関である偵察総局の関係者だったという。
また、先週中国の内モンゴル自治区で日朝首脳会談が行われるとの情報もあったが、まだ確認されていない。
岸田文雄首相は5月上旬、日本人拉致被害者を取り戻すため、北朝鮮との「ハイレベルな2国間交渉」を進めたいと述べた。
金正恩の妹である金与正が3月に日本との接触を拒否しているにもかかわらず、非公開の会談が行われた。
北朝鮮と韓国は「心理戦」を続けており、金正恩はここ数週間、ゴミを詰めた風船を何百個も隣国に送っている。
北朝鮮は、タバコの吸い殻やトイレットペーパーのようなゴミを乗せた風船を何百個も南に送り込んでいる。これは、南の活動家が反ピョンヤンのプロパガンダを乗せた風船を北に飛ばしたことに対する報復であり、ソウルは法的にこれを止めることはできない。
金与正(キム・ヨジョン)は月曜日に発表された声明の中で、韓国は「休むことなく紙くずを拾うという苦い恥辱を味わうことになるだろう。
朝鮮中央通信が伝えた声明の中で、彼女は活動家たちのビラを「心理戦」だと非難し、ソウルがビラを止め、拡声器放送を中止しない限り、北は反撃に出ると警告した。