
パキスタン、スカルドゥ:2 人の日本人登山者のうち1人が死亡しているのが発見され、遺体は土曜日にパキスタン北部の山から回収された。
平岡竜石さんと田口篤志さんは、カラコルム山脈にある標高7,027メートルのスパンティック山の登頂を目指していたが、今週行方不明となった。
「日本人登山者の死体が発見され、2人目の登山者の捜索が続けられている」と、シガール地区副総監のワリ・ウラ・ファラヒ氏はAFPに語った。
遺体は平岡竜石さんと確認された。
ファラヒ副総監によると、遺体は標高6,200メートルのキャンプ3の300メートル下で発見されたとのこと。
高所登山者と専門家による捜索は、パキスタン軍のヘリコプター2機によって支援された。
二人は6月3日にベースキャンプに到着し、ポーターの助けを借りずに登頂を試みていた。
二人が最後に目撃されたのは6月10日で、翌日、二人とのすれ違いを期待していた仲間の登山家たちから警報が出された。
木曜日に軍のヘリコプターが登山者を発見したが、悪天候のため捜索は中断された。
スパンティックは別名ゴールデンピークとも呼ばれ、観光会社アドベンチャー・ツアーズのウェブサイトでは「比較的アクセスしやすく、わかりやすいピーク」と紹介されている。
この国には、世界で2番目に高いK2を含む、8,000メートル以上の山が世界に14あるうちの5つある。
政府の統計によると、2013年には8,900人以上の外国人がカラコルム山脈の大部分が位置するギルギット・バルティスタン地方を訪れ、夏の登山シーズンは6月上旬から8月下旬までだった。
AFP