
モスクワ : モスクワ国防省によれば、ロシアは火曜日から10日間、太平洋と韓国と日本の近海を航行する数十隻の艦船による海軍演習を開始する。
この訓練は、北朝鮮との軍事的結びつきが西側諸国の不安を掻き立てているロシアのプーチン大統領の平壌訪問を前に、モスクワと東アジアの2国との間の緊張が高まる中で実施される。
演習は太平洋、日本海、オホーツク海で行われ、40隻の艦船、ボート、支援艦船と約20機の飛行機とヘリコプターが参加すると防衛省は発表した。
同省が公開したビデオでは、ロシアの太平洋艦隊の作戦基地であるウラジオストク市から、数隻の艦船と潜水艦が海に出ていく様子が映し出されていた。
「水兵たちは、対潜水艦作戦、海上での艦船分遣隊の防衛、仮想敵国の艦船群に対する共同ミサイル攻撃、ドローンや無人機による攻撃を撃退する訓練、一連の実践的な訓練や戦闘演習を行う」と同省は述べた。
ロシアは海軍力の誇示として、極東沿岸の太平洋海域で日常的に訓練を実施しているが、2022年にモスクワがウクライナへの軍事攻撃を開始して以来、西側諸国は不安を募らせて訓練を見守っている。
AFP