林芳正外相は19日、国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長と東京都内で会談し、ウクライナの原子力施設の安全確保対策として、200万ユーロ(約2.7億円)の支援をIAEAに行うと伝えた。同国への専門家派遣や関連機材の供与に充てられる。
林氏は共同記者発表でロシアがウクライナの原発を攻撃対象としたことについて、「決して許されない暴挙だ」と非難。原子力施設の安全確保に取り組むIAEAを評価するとともに、緊密に連携する意向を示した。
時事通信