
ドバイ:中国は月曜日、刃物で襲われた日本人母子を助けようとして亡くなった中国人女性を称えた。
胡友平(ユーピン)さんは蘇州市でスクールバスの添乗員として働いていたところ、犯人に襲われた。
ユーピンさんは重傷を負い、意識不明の重体となった。
地元政府は、彼女に “正義と勇気の模範 “の称号を与えると発表した。
在中国日本大使館もまた、ユーピンさんの死を悼み、国旗を半旗に下げた。同大使館は、彼女の死を「悲しんでいる」と述べた。
「胡友平氏の勇気と優しさは、中国人民の勇気と優しさでもあると信じている。彼女の正しい行いに敬意を表します。ご冥福をお祈りします」と大使館は付け加えた。
中国のソーシャルメディアでは、ユーピンさんへの称賛と哀悼の声が寄せられ、彼女の”優しさと勇敢さ “が皆の記憶に残るだろうとの声が多かった。
母子は命に別状はなく、52歳の中国人容疑者は現場で逮捕された。
この襲撃事件は中国蘇州の地元日本人社会をパニックに陥れ、日本大使館は在中国日本人に安全警告を発するに至った。
中国外務省は、今回の事件は「遺憾」であり、「中国にいるすべての外国人の安全を真剣に守るために効果的な措置をとり続ける」と述べた。