
東京:岸田文雄首相は、NATOサミットに出席するために水曜日から米国の首都ワシントンを訪問し、その後、7月12日から14日までドイツを訪れて首脳会議やその他の会議に参加する。
今年はNATO設立75周年を迎え、岸田首相はNATOサミットに出席して、ユーロ・アトランティックとインド太平洋地域の安全保障が切り離せないものであることを日本の同盟国と再確認し、日本とNATOの協力をさらに強化することを約束する。
岸田首相はまた、ヨーロッパにおける日本の重要なパートナーであるドイツを訪れる。日本とドイツの物品役務相互提供協定(ACSA)が日本の国会で承認されたことを受けての訪問である。
日本は、二国間の交流や協力が活発化している背景の中で、特に安全保障分野においてドイツとの協力をさらに強化し、現在の厳しい国際状況の中で、志を同じくする国々との協調が一層重要になっていると認識している。
日本は、岸田首相の米国とドイツへの訪問を通じて、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を維持することの重要性を再確認することを期待している。