
東京:日本の浜辺で海水浴中に海に流された中国人女性が、太平洋を80キロ以上漂流した後、37時間後に救助された。
日本の海上保安庁は、月曜日の夜、東京の南西約200キロの下田で泳いでいる間に行方不明になったという彼女の友人からの電話を受け、20代の中国人とだけ特定されたこの女性の捜索を開始した。
海上保安庁によると、女性は失踪から約36時間後の水曜日未明、房総半島南端沖で貨物船に発見された。
貨物船は、通りかかったLPGタンカーの第8角和丸に救助を要請。同船の乗組員2人が海に飛び込み、女性を救助したという。女性は沿岸警備隊のヘリコプターで空輸され、陸に上がったという。
女性は少し脱水症状を起こしていたが、健康状態は良好で、近くの病院で診察を受けた後、歩いて帰ったという。
沿岸警備隊によると、彼女は80キロ以上漂流しており、太陽の下での熱中症、夜間の低体温症、暗闇での船との衝突などの危険にもかかわらず、生き延びたのは幸運だったという。
AP