
東京:7月29日から31日にかけて柘植芳文外務副大臣は岸田文雄首相の特使としてイランを訪問し、マスウード・ペゼシュキアン新大統領の下、イランが中東の平和と安定に向けてより建設的な役割を果たすことへの期待を表明した。
柘植氏は火曜日、大統領就任式に出席した後、テヘラン市内でペゼシュキアン氏を表敬訪問した。イランのガリバーフ国会議長とも会談した。
柘植氏は新大統領就任への祝意を表し、日本とイランの伝統的な友好関係を基に、両国関係のさらなる発展に向けて共に努力したい意向を表明した。千年以上にわたって続いてきた人的・文化的交流のさらなる進展を望んでいるとも付け加えた。
一方、ペゼシュキアン氏は地域の平和と安定のために、どの国とも協力する用意があると述べた。また柘植氏の訪問に謝意を表し、イランはさまざまな分野で日本との関係を深める用意ができていると述べた。