サッカーの女子ワールドカップ(W杯)で2大会ぶりに8強入りを果たした日本代表(なでしこジャパン)が12日、開催地のニュージーランドから成田空港着と羽田空港着の2便に分かれて帰国した。羽田空港では350人が出迎え、池田太監督、主将の熊谷紗希(ローマ)らの労をねぎらった。
1次リーグ3試合を全勝するなど、快進撃を見せたが、11日の準々決勝でスウェーデンに惜敗した。熊谷は大会を振り返り「最高のチームだった。もっとやれたという思いと、やれることをやったという半分半分の気持ち」と話した。秋にはパリ五輪予選も始まり、「悔しさを次の舞台へぶつけるしかない」と誓った。
今大会5ゴールを挙げた宮沢ひなた(マイナビ仙台)は「すごく濃く、最高の仲間と過ごした1カ月は今までにないくらいだった。自分と向き合い、成長していきたい」と自信を深めた様子だった。
時事通信