Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter
  • Home
  • サウジアラビア
  • サウジアラビア パレスチナ国家樹立支持を維持、サウジ外相アラブ連盟に語る

サウジアラビア パレスチナ国家樹立支持を維持、サウジ外相アラブ連盟に語る

2021年2月8日(月)にカイロで開催されたアラブ連盟の臨時会合で、サウジアラビアの代表団の団長を務めるファイサル・ビン・ファルハン外務大臣。(SPA)
2021年2月8日(月)にカイロで開催されたアラブ連盟の臨時会合で、サウジアラビアの代表団の団長を務めるファイサル・ビン・ファルハン外務大臣。(SPA)
2021年2月8日(月)にカイロで開催されたアラブ連盟の臨時会合で、サウジアラビアの代表団の団長を務めるファイサル・ビン・ファルハン外務大臣。(SPA
2021年2月8日(月)にカイロで開催されたアラブ連盟の臨時会合で、サウジアラビアの代表団の団長を務めるファイサル・ビン・ファルハン外務大臣。(SPA
アラブ連盟の外相らは2021年2月8日(月)にカイロで緊急会合を開き、中東和平プロセスとアラブ民族の団結の維持について議論した。(SPA)
アラブ連盟の外相らは2021年2月8日(月)にカイロで緊急会合を開き、中東和平プロセスとアラブ民族の団結の維持について議論した。(SPA)
アラブ連盟の外相らは2021年2月8日(月)にカイロで緊急会合を開き、中東和平プロセスとアラブ民族の団結の維持について議論した。(SPA)
アラブ連盟の外相らは2021年2月8日(月)にカイロで緊急会合を開き、中東和平プロセスとアラブ民族の団結の維持について議論した。(SPA)
2021年2月8日(月)、カイロでパレスチナのリヤド・アル・マリキ外相と会談を行うサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハン外相。(SPA)
2021年2月8日(月)、カイロでパレスチナのリヤド・アル・マリキ外相と会談を行うサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハン外相。(SPA)
2021年2月8日(月)、カイロでイラクのフアド・フセイン外相と会談を行うサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハン外相。(SPA)
2021年2月8日(月)、カイロでイラクのフアド・フセイン外相と会談を行うサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハン外相。(SPA)
2021年2月8日(月)、カイロでリビアのモハメド・タヘル・シアラ外相と会談を行うサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハン外相。(SPA)
2021年2月8日(月)、カイロでリビアのモハメド・タヘル・シアラ外相と会談を行うサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハン外相。(SPA)
2021年2月8日(月)、カイロでリビアのモハメド・タヘル・シアラ外相と会談を行うサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハン外相。(SPA)
2021年2月8日(月)、カイロでリビアのモハメド・タヘル・シアラ外相と会談を行うサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハン外相。(SPA)
Short Url:
09 Feb 2021 01:02:28 GMT9
09 Feb 2021 01:02:28 GMT9
  • ファイサル・ビン・ファルハン外務大臣は演説の中で、イエメンのフーシ派民兵による民間人を標的とした攻撃を非難した。
  • アブルゲイト・アラブ連盟事務総長はパレスチナの立場は国内外で強化されなければならないと述べた。

アラブニュース

カイロ: サウジアラビアはパレスチナ国家樹立を引き続き支持すると、サウジアラビアの外相は月曜日に述べた。

ファイサル・ビン・ファルハン外務大臣は、カイロで開催されたアラブ連盟の緊急会合の中で、サウジアラビアはパレスチナの人々に寄り添い、包括的解決策を見出すためのすべての取り組みを強く支持する、とアラブ連盟加盟国の外相らに向け語った。またサウジ外相は、平和は地域の安定を保証する戦略的選択肢であると付け加えた。

ファルハン外務大臣は、「サウジアラビアは国際社会に対し、東エルサレムを首都とする1967年に合意された国境に基づくパレスチナ独立国家樹立に向けた和平プロセスの復活のため、より一層の取り組みを行うことを求めます」と述べた。

今回のアラブ連盟の会合は、パレスチナの対立するハマス政権とファタハ政権の指導者がエジプトで和解協議を行ったことを受けて行われた。

アラブ連盟の最終声明で各国外相らは、「パレスチナ人の権利に悪影響を与え、国際法に違反し、代替手段のない二国間解決策を弱体化させるイスラエルの一方的な事業や措置をアラブ連盟は拒絶する」ことを確認した。

さらにアラブ連盟は、国連や中東和平4者協議の他の参加国である米国、EU、ロシアを含むすべての関係国らに対し、パレスチナの最終的地位の問題に対処し、イスラエルによる占領を終わらせることができる信頼できる交渉を開始するため、あらゆる現実的な措置を講じるよう求めた。またアラブ連盟は、二国家間の解決に基づく和平合意を達成するための中東和平4者協議の役割の重要性を強調した。

またアラブ連盟の外相らは、国際刑事裁判所が1967年からイスラエルの占領下にある、ガザ地区と東エルサレムを含むヨルダン川西岸地区を含めたパレスチナ領で司法管轄権があると判断したことを歓迎した。さらにパレスチナ人による選挙開催の決定と現在の和解への取り組みについて称賛した。

開会の挨拶の中で、エジプトのサーハメ・シュクリ外務大臣は、エジプトは、外部の課題に直面しているパレスチナ人の正当な権利を支持しつつ、この二国間の和解プロセスを成功させる取り組みを進めていると述べた。

また、サーハメ・シュクリ外務大臣は、地域の安定は、「パレスチナ人の期待や希望を実現する公正な和解に基づく恒久的かつ包括的な和平」があって初めて達成されると付け加えた。

さらにシュクリ外務大臣はイスラエルに対し、エルサレムの地位に変更を加えることに警告を行い、パレスチナ難民の帰還権の重要性を強調した。

アラブ連盟のアフマド・アブルゲイト事務総長は、「パレスチナ問題はアラブのコンセンサスの焦点だ」と述べ、ヨルダン川西岸地区と東エルサレムにおけるイスラエルの入植活動が二国家間解決への深刻な障害となっていると警告した。

アブルゲイト事務総長はパレスチナとイスラエルの交渉再開を求めるとともに、パレスチナ独立が達成するまで、パレスチナを支援するというアラブ連盟の決意を新たにした。

「パレスチナの立場は国内外で強化されなければならない」と述べ、イスラエルが二国家間の解決策を弱体化させ続ける一方で、パレスチナの人々も二国間解決策への信頼を失いつつあると付け加えた。

ヨルダンのアイマン・サファディ外相は、パレスチナ問題は地域の安定の鍵であり、ヨルダンは和平達成に向けた取り組みの一環として、米国の新政権と協議を行う準備ができていると述べた。

またサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハン外務大臣は演説の中で、イエメンのイランが支援するフーシ派民兵による民間人を標的とした攻撃及びより広い地域におけるイランによる地域を不安定化させる行為について非難した。

「我々の地域が直面している最も危険な脅威の一つは、イラン政権が、アラブの国々の安全と安定を脅かし、内政に干渉し、多くのアラブ諸国に混沌と分裂と荒廃をもたらす武装民兵を支援することによって、国際法、憲章、規範に継続的に違反していることです 」と語った。

さらに、ファイサル・ビン・ファルハン外務大臣は、イランによる脅威により最も影響を受けている国々は、イラン核軍縮や地域の安全保障を脅かすその他の行為をめぐるイランとの国際的交渉における主要参加国の一つになるべきだと述べた。

「我々は国際社会に対し、イランによる違反行為と地域への脅威に終止符を打つことを求めます」と加えた。

またリビアの状況について、サウジ外相は地域干渉の危険性について警告し、サウジアラビアはリビアの国家の結束と領土保全を支援すると述べた。さらに、サウジアラビアはあらゆるレベルでイラクの安定を目指す取り組みを支援すると述べるとともに、国際社会に対しイラクの安全を確保するため責任を果たすよう促した。

サウジ外相はまた、今回のアラブ連盟会合にあわせ、パレスチナのリヤド・アル・マリキ外相、イラクのフアド・フセイン外相、リビアのモハメド・タヘル・シアラ外相とも会談を行った。

特に人気
オススメ

return to top