
東京:日本の外務省によると8月8日、日本とヨルダンは電話による外相会談を行い、中東地域における事態のさらなるエスカレーションを防ぐために協力を続けることを確認した。
夕方に約30分間にわたって行われた会談で、上川陽子外相とヨルダンのアイマン・サファディ外相は中東の最新の動向について話し合った。
上川氏は、「情勢を重大な関心と懸念をもって注視している」、「攻撃の応酬を回避し事態を沈静化させることが重要であり、日本としても関係者に働きかけを行ってきている」と伝えた。事態の変化を受け、邦人保護への協力も要請した。
これに対してサファディ氏は、情勢は極めて緊迫しており、緊密かつ強力なパートナーである日本との協力は重要だとして、日本側と懸念を共有した。またヨルダンの外交努力と最新の現地情勢についても説明、邦人の安全確保のために協力する意向を示した。