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WTO報告書:2022年の外国人観光客数においてサウジアラビアがG20諸国をリード

サウジアラビアは外国人観光客数においてG20諸国の首位となった。(Shutterstock)
サウジアラビアは外国人観光客数においてG20諸国の首位となった。(Shutterstock)
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28 Sep 2022 04:09:46 GMT9
28 Sep 2022 04:09:46 GMT9

アラブニュース 

リヤド:世界観光機関が発表した報告書によれば、2022年の最初の7ヶ月間における国際観光客の流入評価でサウジアラビアがG20諸国の首位に立った。

インドネシアのバリで開催されたG20観光大臣会合で発表されたこの報告書は、サウジアラビア王国への正確な訪問者数を詳らかにするものではないが、当該分野の2022年上半期の成長率は121%であったとしている。

サウジアラビア観光大臣アフメド・アル・カティーブ氏は、当該会合において、入込観光客数の急増は、ビジョン2030で示された経済多角化政策および国内総生産に対する観光業の貢献割合の増加という目標に一致していると語ったとサウジ通信社が報じた。

アル・カティーブ観光大臣は、サウジアラビアを最も急速に成長している観光市場の一つと呼び、同国の観光業界は、新型コロナウイルス流行前と比較して14%の割合で成長していると述べた。

同大臣は、さらに強靱かつ持続可能な観光産業の未来を築くために、G20諸国が協力する必要があると強調した。

アル・カティーブ大臣によれば、新型コロナウイルス流行により悪影響を受けた観光業界を復活させるには、協調的な行動が必要であるという。

彼はまた、未来に向けた効率的な観光業界を形成するには、官民のパートナーシップおよび多国間協力が必須である旨を強調した。

「さらに強靱で持続可能な未来を確実なものとするためには、協力が鍵となるのです」とアル・カティーブ大臣は述べた。

また、「我々の継続的成長を促すために、分野の垣根を越えて協力し続けましょう。さらに強靭な産業を形成するため協調的行動をとって互いに支え合い、我々が行う全ての決定において、持続可能性を中核に据えましょう。」と付け加えた。

アル・カティーブ大臣は、6月上旬、サウジアラビアは、観光業と持続可能性セクターの10万人の労働者にトレーニングを提供するために1億ドルの予算を割り当てたと述べた。

また、観光戦略の一環として90軒のホテルが国内に開業し、さらに多くのホテルが間もなく開業すること、およびそれらの70%は民間企業が資金提供を行うことを付け加えた。

アル・カティーブ大臣は6月、AFPに対し、サウジアラビア王国は、2022年の外国人観光客数が、2021年の400万人から1200万人へと増加することを望んでいると述べた。

「サウジアラビアは、世界的な観光の展望を変えます。我が国が2030年までに提供できるようになる観光地は、これまでとは全く異なるものです」と彼は語った。

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