
日本の安倍晋三首相が日本国民に対してバーやレストランといった夕刻に集う場所を控えるよう要請したとNHKが報じた。これはコロナウイルスの感染拡大と戦うための社会距離戦略ガイダンスを強化した措置である。
夕刻に自宅待機するよう国民全体に求める要請は、先週東京その他6県に緊急事態宣言を発出したことに続く動きだ。
安倍首相はパンデミック(世界的大流行)によって打撃を受けている経済への影響を和らげようと徐々にガイダンスを強化してきたが、同首相は行動を起こすのが遅すぎ、コロナウイルスが管理不能になるリスクを冒しているとの批判を受けている。
NHKの報道によれば、東京は現在、日本のコロナウイルス感染拡大の中心地であり、11日には新たに190名を超える感染者が見つかった。これは10日の過去最高であった189名を超えるものであった。
ロイター通信