東京:日本政府は12日、イスラエル軍のレバノン南部への侵攻に「深刻な懸念」を表明し、紛争のさらなる拡大を防ぐため最大限の自制を求めた。
林芳正官房長官は、侵攻への非難は避けて即時停戦を呼びかけ、民間人の犠牲を防ぐためにあらゆる手段を講じる必要があると強調し、関係当事者に外交的解決を求めるよう求めた。
林官房長官は記者会見で、日本政府はレバノンにいる約50人の邦人の安全確保に努めていると述べた。
火曜日、イスラエル軍はヒズボラに対する「限定的かつ局地的な」地上作戦を開始したと発表した。
ベイルート空港からの多くのフライトがキャンセルされた後、金曜日に日本の防衛省は航空自衛隊に、レバノンにいる日本人の避難の可能性に備えるため、ヨルダンとギリシャにC2輸送機を派遣するよう命じた。
日本の外務省は、レバノンを安全保障上の警戒レベル4に位置づけ、日本国民に「いかなる理由であれ」レバノンへの渡航を控え、すべての在留邦人に「直ちに出国」するよう呼びかけた。
カイロからの日本メディアの報道では、イスラエルが国境でレバノン兵を1人殺害したという。東京では、数十人がイスラエル大使館前でデモを行い、イスラエルの政策と地域における「継続的な犯罪」に抗議した。