Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter
  • Home
  • 日本
  • 犠牲者しのび追悼式=台風19号被害から5年―宮城・丸森町

犠牲者しのび追悼式=台風19号被害から5年―宮城・丸森町

台風19号は19年10月12日夜、伊豆半島に上陸し、関東や東北地方を縦断。(AFP/file)
台風19号は19年10月12日夜、伊豆半島に上陸し、関東や東北地方を縦断。(AFP/file)
Short Url:
12 Oct 2024 02:10:05 GMT9
12 Oct 2024 02:10:05 GMT9

2019年の台風19号による記録的豪雨災害から、12日で5年となった。関連死1人を含め11人が犠牲となった宮城県丸森町では追悼式が開かれ、遺族らが犠牲者の冥福を祈った。

同町では阿武隈川水系の内川や五福谷川などの堤防が決壊し、県内で最も多くの死者が出た。追悼式は午前10時から丸森まちづくりセンターで行われ、遺族4人を含む約60人が参列した。

保科郷雄町長は式辞で「5年が経過した今でも記憶は鮮明だ。将来にわたり安心安全な暮らしができる町を目指し、前を向いて歩み続ける」と誓った。

式典後、母を亡くした八巻辰雄さん(63)は「町で母に似た人を見掛けるとどうしても悔やまれる」と話した上で、「他の災害でも同じように亡くなる方がいて悲しい。災害からの避難は迅速にしないといけない」と語った。 

台風19号は19年10月12日夜、伊豆半島に上陸し、関東や東北地方を縦断。各地に記録的大雨をもたらし、内閣府のまとめでは、福島、宮城両県を中心に、全国で90人以上の死者が出た。

時事通信

特に人気
オススメ

return to top