沖縄県宮古島市の宮古空港に隣接する畑で今月、戦時中に投下されたとみられる不発弾2発が見つかっていたことが17日、県などへの取材で分かった。市は処理に向けて陸上自衛隊と調整している。
県や市によると、不発弾探査事業の委託を受けている業者が磁気探査を行ったところ、8日と11日に1発ずつ見つかった。通報を受けた陸自がいずれも英国製の250キロ爆弾と確認した。
宮古空港は1943年に旧海軍の飛行場として建設され、昨年にも周辺で不発弾が見つかっている。
宮崎空港(宮崎市)の誘導路で不発弾が爆発した事故を受け、国土交通省は16日から同空港での不発弾調査を開始。仙台、松山、福岡、那覇の各空港でも調査を行う方針。
時事通信