
東京:北朝鮮は韓国のドローンによる領空侵犯に激怒し、「重大な軍事的挑発、もしくは宣戦布告だ」として、「即時の報復攻撃」を警告した。
朝鮮民主主義人民共和国国防省の報道官は発表で次のように述べた。「朝鮮民主主義人民共和国国防省および朝鮮人民軍総参謀部は、首都と国境付近の一般部隊に対し、対空監視所を増強し展開するよう指示した。」
「客観的証拠と科学的分析により、韓国が朝鮮民主主義人民共和国に対して主権を侵害する敵対的挑発行為を明確に行ったことが証明されている。我々はドローン挑発の主体については全く関心がなく、加害者が誰であれ、それが軍のクズ集団であろうと、越境した逃亡者であろうと、すべて敵対国家としてのみ見ている」
北朝鮮によると、朝鮮民主主義人民共和国社会安全省平壌市安全局が、平壌市の捜索中にドローンの残骸を発見したという。ドローンは平壌市の西浦(ソポ)地区に墜落し、「韓国軍のドローン作戦指揮部」のものだとされている。
「このドローンは平壌市中心部にビラを散布するために使用された可能性が高いと推定され判断された」と声明は述べている。別の事件では、金曜日に北朝鮮が「韓国のクズによって大きなプラスチック風船で散布されたゴミ」を報告している。