ソウル:報道によれば、ルステム・ウメロフ国防大臣率いるウクライナ代表団が今週韓国を訪れ、ウクライナがロシアとの戦争で使用する武器の援助を要請するという。
東亜日報が水曜日に報じたところによると、代表団は韓国の申元植国家安全保障顧問と会談し、ウクライナ紛争について意見交換したという。
ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は10月、韓国の放送局KBSとのインタビューで、大砲や防空システムなどの武器支援について、ソウルに詳細な要請を出すと述べた。
『サウスチャイナ・モーニング・ポスト』紙も今週、情報筋の話として、武器支援を要請するためにウクライナの代表団が韓国を訪問する予定だと報じた。
同報道によれば、一行は早ければ水曜日に韓国の担当者と会う予定だという。
韓国国防省の報道官は、火曜日の定例メディア・ブリーフィングで、ウクライナの代表団がソウルに到着したかどうかの質問に対し、確認を避けた。
主要な武器生産国として台頭してきたソウルは、一部の西側諸国とキエフから、ウクライナに殺傷能力のある武器を提供するよう圧力を受けているが、これまでは地雷除去装置を含む非殺傷援助に重点を置いてきた。
韓国の趙泰烈(チョ・テユル)外相は今月初め、北朝鮮がロシアを支援した場合にソウルがウクライナに武器を送るかどうか質問され、すべての可能なシナリオを検討中であり、ソウルは北朝鮮軍のロシアへの参加レベルと平壌がモスクワから見返りに何を受け取るかを注視していると答えた。
ロイター