
東京:日本の裁判所は木曜日、記録的な夏の暑さで自分の作物がダメになった後、ライバル農家から200キロ(440ポンド)以上のネギを盗んだ男に有罪判決を下した、と地元メディアは報じた。
先月裁判を受けた28歳の元農家は、収穫が少なかったのは暑い夏のせいだと言っていた。
しかし京都地方裁判所は、8月と9月に約20万円(1,300ドル)相当の農産物を盗んだことを「悪質」と判断したと、地元放送局の関西テレビが伝えた。
「同業者から盗み、天候不順による収入減を補う」という彼の決断に、裁判所は「情状酌量の余地はない」と判断した、と関西テレビは伝えた。
関西テレビによれば、この男は窃盗事件以来農業を引退しており、懲役2年、執行猶予3年が言い渡されたという。
今年の日本の夏は、気候変動に煽られた猛暑が世界各地を巻き込む中、2023年に匹敵する記録的な暑さとなった。
有名な富士山の冠雪も、平年の10月上旬に比べ、今年は11月上旬まで見られず、記録的な長さだった。
AFP