
東京:12月19日、午後6時20分から約30分間、 岩屋毅外相はパレスチナのムハンマド・シュタイエ前首相(ファタハ中央委員会委員) による表敬訪問を受けた。日本の外務省によると、岩屋氏は前首相を歓迎、シュタイエ氏の訪日がさまざまな分野で日・パレスチナ関係の発展に貢献することに期待感を表明した。
岩屋氏はまた、ガザで長期にわたって続いている深刻な人道状況への強い危機感から、停戦と人質解放の重要性を強調。日本のガザ人道支援の取組みについても説明し、早期の復旧・復興に向けて積極的な役割を果たしていく考えを示した。
さらに岩屋氏は、二国家解決を支持する日本の立場をあらためて表明し、日本として中東和平の実現に貢献していく決意を伝えた。
シュタイエ氏は、国際社会における日本の主導的役割とパレスチナへの長年の支援に謝意を表明した上で、中東の現状と二国家解決の重要性について説明した。