防衛省は21日、米軍が輸送機オスプレイの飛行停止措置を解除したことを受け、陸上自衛隊が運用するオスプレイも必要な安全対策を講じた上で飛行を再開させると発表した。陸自のオスプレイは今月10日から飛行を見合わせている。
同省によると、米側からはエンジンの動力をプロペラに伝える「ギアボックス」で不具合が生じる可能性があったと分析結果が示され、飛行時間を点検するなど追加の安全対策を講じると説明を受けた。
陸自は必要に応じて同様の安全確保の措置を行った上で、順次飛行を再開させるという。
時事通信