
東京:ロシアは戦争になった場合、日本の原子力発電所を標的にすると英紙フィナンシャル・タイムズが報じた。
同紙によれば、ロシアは西側諸国との戦争が勃発した場合に備え、日本と韓国両国にある160の標的リストを作成したという。
リストはロシア軍が配布した秘密文書に保管されており、日本と韓国にある82の軍事施設、東海原発など13の発電所、道路や橋、石油精製所などの民間インフラが含まれている。
ターゲットリストは10年以上前に作成されたものだが、『フィナンシャル・タイムズ』紙は、この計画はまだ有効だと述べている。
ロシアの爆撃機は2014年、日本と韓国の防衛能力を測るため、日本と韓国の周辺を17時間飛行したと報じられている。
ロシアは、北大西洋条約機構(NATO)に属する国々と戦争が勃発した場合、ロシアの極東が、この地域のNATO同盟国や、日本や韓国などの国に駐留する米軍からの攻撃を受けやすくなることを懸念していると考えられている。