
東京:石破茂首相は、東南アジアで中国の脅威が高まる中、東南アジアとの防衛・経済関係強化の一環として、マレーシアとインドネシアを訪問する。
国際会議以外での二国間協議としては初の訪問となる今回の訪問は、ドナルド・トランプ次期大統領が今月末に就任し、この地域における米国のプレゼンスが低下する可能性がある中で、こうした関係をさらに強化するという日本の決意を示している。
マレーシアとインドネシアは、重要な航路に近い海洋地域大国であり、日本と世界の安全保障と経済にとって重要である。
金曜日にマレーシアのアンワル・イブラヒム首相と会談する石破氏は、安全保障協力を強化し、今年東南アジア諸国連合の議長国であるマレーシアと安定したサプライ・チェーンを確保するための取り組みについて話し合いたいと考えている。
土曜日には、石破氏とインドネシアのプラボウォ・スビアント大統領が、日本による高速巡視船供与に関する協定に署名すると報じられている。ともに元国防大臣である両首脳の会談では、軍事協力と武器移転に焦点が当てられると見られている。
AP