
東京:金曜日、消防隊とヘリコプターが日本列島の森林で発生した火災に対処した。
公共放送NHKのライブ映像は、広島県西部の森林の中腹で炎が燃え、煙が立ち上っている様子を映し出した。
この火災は、長い間雨が降らなかった広島県南部に乾燥注意報が発令されたことを受けたもので、住民は火の取り扱いに注意するよう呼びかけられている。
山林は海上自衛隊が運営する射撃場に隣接しており、海上自衛隊は「午前9時30分(日本時間午前0時30分)ごろ、爆発物の訓練」を行っていた。金曜日、報道官はAFPに語った。
海自第1術科学校の関係者は「火薬が訓練に使われていた」と述べ、火薬が火災を引き起こしたかどうかは「まだ調査中だ」と付け加えた。
少なくとも2ヘクタール(5エーカー)の森林を巻き込んだ炎を消すために、約60人の消防士と4機のヘリコプターが動員されたと、地元の消防署はAFPに語った。
人的被害は報告されていないが、当局は近くの老人ホームの入居者約150人に対し、延焼に備えて避難を始めるよう呼びかけている。
森林は広島の江田島地区にあり、人口2万人以上の島である。
日本は2024年、1898年の記録開始以来最も暑い年を迎えた。温室効果ガスの排出量が増加し続け、気候変動に拍車がかかる中、他の国々と同じような現象が起きている。
AFP