




東京:北海道では記録的な大雪となり、交通機関の乱れや空港閉鎖、配達の遅れなどが発生した。
北海道庁によれば、記録的な降雪は帯広や釧路を含む道東地方で特に観測され、市役所には雪で車がエンストしたドライバーから数十件の救助要請があったという。
大雪と交通の混乱は、道南の札幌で人気の雪祭りが始まった矢先に起こったが、札幌市は大きな混乱には直面しなかった。
テレビの映像では、雪かきをする住民や立ち往生した車を押す乗客の姿が映し出された。今のところ、負傷者や大きな被害は報告されていない。
帯広では火曜日未明、129センチの記録的な積雪が観測された。
気象庁によると、2つの強力な低気圧が日本列島の両側を通過しており、この地域に寒気を送り込んでいるという。
気象庁は、水曜日の夜までの24時間で、北西日本では最大100センチ、北海道では50センチの降雪を予想している。
県によると、高速道路や幹線道路の一部が閉鎖され、影響を受けた地域の鉄道は運行を見合わせた。
帯広空港と釧路空港では雪のため滑走路が閉鎖され、北海道を発着する数十便の飛行機が欠航し、数千人に影響が出た。
北海道によると、約370の学校が火曜日の授業を中止した。
また、雪のために郵便局やその他の物流サービスが閉鎖され、北海道内や日本全国への配達が遅れた。
北海道当局は道民や観光客に対し、雪でエンストした場合に備え、スコップや防寒着を車に積んでおくよう呼びかけた。
AP