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福島県の事業者が貯水槽の解体を開始

2025年2月13日、福島県大熊町の東京電力福島第一原子力発電所で、解体予定の貯水タンク付近に集まる東京電力の作業員。(AFP)
2025年2月13日、福島県大熊町の東京電力福島第一原子力発電所で、解体予定の貯水タンク付近に集まる東京電力の作業員。(AFP)
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14 Feb 2025 04:02:16 GMT9
14 Feb 2025 04:02:16 GMT9

東京:日本の福島原子力発電所の運営会社は、世界最悪のメルトダウンの一つを起こした現場を解体するため、金曜日に何百もの水タンクの解体を開始したと発表した。

これらの溶接されたタンクを解体することは、2011年に壊滅的な津波に襲われメルトダウンした福島原発を廃炉にするための東京電力(TEPCO)の数十年にわたる努力の重要なステップである。

「タンク解体作業は…本日午前8時5分に始まりました」と東京電力の的場達也広報担当はAFPに語った。

事故以来、東京電力は原子炉冷却用の水とともに、地下水、海水、雨水を合わせた約130万トンの水を原発に保管してきた。

水はさまざまな放射性物質を取り除くためにろ過されたが、原発の敷地の大部分を占める1,000以上のタンク内に残っている。

タンクを撤去した後、電力会社は原子炉内から取り出す非常に危険な溶融燃料の残骸を保管する施設を建設する予定だ。

東京電力が2023年8月に貯蔵水の太平洋への放出を開始したことで、貯水タンクの廃棄が可能になった。

日本は、処理水は環境に悪影響を与えないと主張しており、国連の原子力の監視機関である国際原子力機関(IAEA)もこの立場を支持している。

しかしこの動きは、中国からの怒りに満ちた反応を引き起こした。中国は当初、日本の水産物の輸入を禁止していたが、昨年「徐々に再開する」と述べた。

AFP

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