



カルドン・アズハリ
(東京) 日本との関係に優れた貢献をしたとして、今年の春の叙勲者として、57カ国・地域から選ばれた117名の外国人(非日本人)のうち、アラブ諸国の中から5人の著名人が受賞した。
受賞者リストには、4,181名の日本人が含まれている。受賞セレモニーは、当初皇居で5月に行われる予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮して、延期された。
チュニジアのムハンマド・モンセフ・ハッラービー氏(74歳)は、元チュニジア国立農業研究所所長で、農業分野における日本・チュニジア間の学術交流および技術協力の促進に寄与し、旭日中授章が受賞された。
イラクからは、元はハラブシャ市長で、現在平和首長会議副会長のヘデル・カリーム・ムハンマド・ムハンマド氏(63歳)が、日本・イラクの地方自治体間交流および相互理解の促進に寄与したことで、旭日小授章を受賞した。
日本政府の春の叙勲リストによると、レバノン柔道連盟会長のフランソワ・サワーデ氏(66歳)が、旭日双光章を受賞した。レバノンにおける柔道の普及および日本・レバノン間の友好親善に寄与した。
アルジェリアの元在アルジェリア日本国大使館顧問弁護士のモハメド・アリ・ハルーン氏(93歳)が瑞宝中授章を授与された。彼は邦人援護および日本国在外公館活動に寄与した。
瑞宝双光章が、モロッコのサアディア・ブリシュ女史(66歳)に授与される。彼女は、元在モロッコ日本国大使館現地職員で、日本国在外公館活動に貢献したことが認められた。