アラブニュース・ジャパン
東京:日本の林芳正外相は火曜日、イスラエルによるダマスカス国際空港へのミサイル攻撃について断定を避け、日本は状況を注視しているとのみ述べた。
ダマスカス国際空港はイスラエルによるミサイル攻撃を受けて、滑走路を含む大きな被害を受けた。
林氏はアラブニュース・ジャパンの質問に、「シリア当局による発表は承知している」としつつ、「イスラエルは、これまでのところは攻撃を実施したか否かを含めて、コメントしていないという風に承知をしている」と答えた。
また、「いずれにしても、日本としては本件が及ぼす影響を含めて、引き続き、中東情勢を高い緊張感を持って注視していく。日本としては、関係国と緊密に連携しながら、地域の緊張緩和と情勢の安定化に向けて外交努力を継続していく」とした。
一方、パレスチナの強制占領についての質問に対しては、「一般に、国際法上、武力により占領した領土を一方的に併合する行為は認められていないと認識をしている」と述べた。