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イスラエルがダマスカス南部を攻撃、死傷者はなしとシリア報道

イスラエルの都市エイラートの北部にあるオブダ空軍基地で行われる多国間共同防空演習「ブルーフラッグ」に参加するイスラエルのF15戦闘機。(AFP)
イスラエルの都市エイラートの北部にあるオブダ空軍基地で行われる多国間共同防空演習「ブルーフラッグ」に参加するイスラエルのF15戦闘機。(AFP)
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17 Nov 2021 12:11:39 GMT9
17 Nov 2021 12:11:39 GMT9
  • イスラエルは、ここ何年にもわたりシリアの政府管理地域の標的に対する攻撃を何百回と実施してきたが、そのような作戦を事実と認めたりそれらについて議論したりすることはまれだ

シリア・ダマスカス:イスラエルが17日未明にシリア南部を攻撃し、2発のミサイルで1軒の空家を標的としたが、死傷者は出なかったとシリアの国営メディア報じた

ミサイルはイスラエルが占領するゴラン高原から発射され、首都ダマスカス南部の建物を狙ったものであったが、シリアの防衛システムが飛来したミサイルのうちの1発を迎撃したと国営通信SANAは報じている。同通信の発表によれば、犠牲者は出ていない。

イスラエルはシリアに対し、主に夜間に奇襲を実行する。17日の奇襲は午前0時過ぎに行われたとSANAは報じた。

イスラエルは、ここ何年にもわたりシリアの政府管理地域の標的に対する攻撃を何百回と実施してきたが、そのような作戦を事実と認めたりそれらについて議論したりすることはまれだ。

しかしイスラエルは、レバノンの強力な過激派グループであるヒズボラなど、イランと同盟を組む民兵の基地を標的にしていることを認めている。イスラエルによれば、基地や、それら過激派グループに向けたものと考えられる武器の輸送を狙っているとのことだ。この10年間の内戦では、ヒズボラは、シリアのバッシャール・アサド大統領の軍の側に立って戦っている。

イスラエルは、北側国境におけるイランの存在は越えてはならない一線であり、シリア内の施設と武器への攻撃を正当化するものだと声を上げている。

AP

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