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シリアが、ダマスカス近郊の駐屯地に対してイスラエルが空爆したことを伝える
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03 Nov 2021 04:11:52 GMT9
03 Nov 2021 04:11:52 GMT9
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- イスラエルは長年にわたり、シリアのイランに関連する軍事施設に対する空爆を何百回と実施してきたが、そうした作戦を認めたり、議論をしたりすることはめったにない。
ベイルート：シリア軍は、イスラエルが3日未明、シリアの首都・ダマスカス郊外の駐屯地に対して空爆を行い、物理的な損害が生じたと発表した。
今回の攻撃は、首都近郊に対するイスラエルの攻撃としては、最近4日間で2度目となる。前回の攻撃は31日、日中にダマスカス近郊に対してミサイルが発射され、シリア軍が出動したが、2名の兵士が負傷した。
国営メディアに伝達されたシリア軍の公式発表によると、3日未明の空爆を行った戦闘機はイスラエル北部からやって来て、ダマスカス西部・ザキアの駐屯地を標的にした。それ以上の詳細な情報は発表されなかった。
イスラエルはたいてい、シリアに対する空爆を夜間に行う。3日の空爆も午前0時過ぎに実施されたと、シリア軍は伝えた。
ここ数週間、イスラエルの攻撃に関する報告が増加している。
イスラエルは長年にわたり、シリアのイランに関連する軍事施設に対する空爆を何百回と実施してきたが、そうした作戦を認めたり、議論をしたりすることはめったにない。
しかし、イスラエルはレバノンの強力な武装組織・ヒズボラといった、イランと協力関係にある民兵組織の基地を標的にしていることは認めている。ヒズボラ行きと推定する武器の積荷を追跡しているのだ。ヒズボラはシリアのバッシャール・アサド大統領率いる軍の側に付き、シリア内戦に参戦している。
イスラエルは同国北部の国境付近にイラン軍が駐留することは越えてはならない一線であるとし、イランに関連するとイスラエルが称する施設や、ヒズボラに武器を輸送する車列を繰り返し攻撃してきた。
AP
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