



東京:日本は金曜日、雨のおかげで半世紀以上続いている国内最悪の火災の延焼を食い止めたため、山火事の避難指示を部分的に解除した。
大船渡市周辺の山間部では1週間以上にわたって山火事が発生し、1人が死亡、4,200人以上の住民が避難を余儀なくされた。
しかし、記録的な乾燥の後、水曜日に始まった雨天が消火活動を助けた。
「今朝の航空偵察では、延焼、建物への延焼、白煙は確認されていない」と地元消防署の小野田敏文氏は金曜日に語った。
消防隊員は森林に入り、火が消えたことを確認する予定だという。
松川真一市職員は、1000人近い住民の避難指示が解除されたと記者団に語った。
この山火事は、マンハッタンの約半分にあたる約2,900ヘクタール(7,170エーカー)を焼き尽くし、過去50年以上で日本最大となった。
1975年に北海道で発生した火災で焼失した2,700ヘクタールを上回った。
気候変動によって世界的に気温が上昇する中、日本は昨年、記録的な猛暑に見舞われた。
2月の降水量はわずか2.5ミリで、1967年の4.4ミリを下回り、平均の41ミリを大きく下回った。
消防庁によると、詳細はまだ調査中だが、少なくとも78棟の建物が被害を受けたと見られている。
日本における山火事の件数は、1970年代をピークに減少している。
日本では、空気が乾燥し風が強まる2月から5月にかけて山火事が発生する傾向がある。近年は年間1300件ほど発生している。
AFP