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50年で最悪の山火事、鎮火:市長

この写真は、2025年3月6日に日本の消防庁が撮影・公開したもので、岩手県大船渡市で山火事に対処する消防士たちを写している。(AFP)
この写真は、2025年3月6日に日本の消防庁が撮影・公開したもので、岩手県大船渡市で山火事に対処する消防士たちを写している。(AFP)
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09 Mar 2025 07:03:24 GMT9
09 Mar 2025 07:03:24 GMT9
  • 地元当局によると、この火災は2月26日より農村地域の山中で猛威をふるい、少なくとも1人が死亡、少なくとも210棟の建物が被害を受け、4,200人以上の住民が避難を余儀なくされた。

東京:少なくとも1人の死者を出した50年以上で最悪の山火事は、鎮火したと、日曜日に北部の都市大船渡の市長が発表した。

地元当局によると、この火災は2月26日より農村地域の山中で猛威をふるい、少なくとも1人が死亡、少なくとも210棟の建物が被害を受け、4,200人以上の住民が避難を余儀なくされた。

「上空からの調査の結果、火災はこれ以上広がる危険性はないと判断した。火災は鎮火したと宣言する」と大船渡市の渕上清司市長は記者会見で述べた。

この火災は、マンハッタンの約半分の面積に相当する約2,900ヘクタール(7,170エーカー)を焼き尽くし、50年以上で最大の火災となった。

1975年に北海道で発生した火災による焼失面積2,700ヘクタールを上回る規模である。

記録的な乾燥期間を経て水曜日に降り出した雨が、消火活動に役立った。

気候変動により世界中で気温が上昇している中、日本は昨年、観測史上最も暑い夏を経験した。

大船渡市では2月の降水量がわずか2.5ミリメートル(0.1インチ)にとどまり、1967年の4.4ミリメートルの過去最低記録を更新し、平均値である41ミリメートルを大幅に下回った。

日本の山火事の件数は、1970年代のピーク以降減少している。

日本の山火事は、空気が乾燥し、風が強まる2月から5月にかけて発生しやすい。近年は年間1,300件ほど発生している。

AFP

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