
東京:万国博覧会の開幕まで1週間を切った月曜日、主催者側の発表によると、万博会場から発火する可能性のある高濃度のメタンガスが検出された。
日本万国博覧会協会によれば、ガスが検出されたのは電気設備用の地下ピットであった。
西部の大阪市では、主催者側が換気のため、約1時間にわたって関係者の立ち入りを禁止した。
日曜日に開幕する2025年万博の会場は、かつては埋立地だった。捨てられた家庭ゴミは、そのまま放置されると分解する際に大量のメタンを発生させる。
主催者側はこれまでにもガスが滞留しないよう対策を講じてきたが、月曜日には監視の頻度を上げると宣言した。
来場者が被害地域に近づかないようにフェンスが設置され、換気も改善されるという。
2024年3月、建設中の会場のトイレが、溶接作業による火花が原因で爆発し、火災が発生した。
2025年万博は6ヶ月間開催され、約160の国と地域が参加し、それぞれの技術力と文化力を披露する。
文化と産業の進歩を祝う最初の「万国博覧会」は1851年にロンドンで開催され、1889年のパリ万博ではエッフェル塔が建設された。
現在は万博と呼ばれ、5年ごとに世界各地で開催されている。
AFP