

Xの投稿によると、神戸で行われたパレスチナ支援デモで、日本人のデモ参加者がイスラエルのTシャツとドナルド・トランプ大統領の帽子をかぶった英語を話す男から暴行を受けたという。
Xの投稿によると、その英語を話す男は無造作に看板を持った人に向かって怒鳴り始めたという。仲裁に入ろうとしたところ、Xユーザーは両腕をつかまれ、押された。直後に警察に被害届が提出された。
「私は肉体的な力は使っていないし、挑発的な行動もしていない。参加者が心配していると思うので、通報することにした。参加者たちは、「暴言を吐く人とは物理的に対峙しない」、「動画を録画する」、「複数人に囲まれたら立ち続ける 」など、事前に決められたルールを守り、協力し合っていました」とXユーザーは語っている。
本日、パレスチナへの暴力に反対するスタンディング(神戸)で、イスラエル国旗のTシャツとトランプの帽子を着用した英語話者の男性から、私が暴行を受けました。生田警察署に被害届を出し受理されました。強く両腕をつかまれ揺さぶられたり、突き飛ばされました。迷ったのですが、参加した方々は心配… pic.twitter.com/kVOYa2nLr4
— 疋田香澄(ひきたかすみ) (@umikasumi01) April 20, 2025
「以前、イスラエル人観光客やシオニストが、女性やイスラム教徒らしき人々に対して「殺してやる」「レイプしてやる」などと脅迫する事件があったため、警戒していました。しかし、今回は物理的な暴力が起こったので、私たちは一緒に近くの警察署に行きました」とその人物は付け加えた。
加害者は逮捕され、警察署に拘留された。Xユーザーによると、彼は自分が被害者だと主張したため、抗議から逃げなかったという。
「私たちが撮影したビデオには彼の暴行現場が映っていたので、彼が私を暴行した人物であることが証明されました。もしこれがアメリカやドイツで起きていたら、私が逮捕されていたかもしれない。少し不安になりましたが、日本の警察は私を被害者として扱ってくれました」とそのユーザーは語った。
「スタンディングデモに参加したことがない人は不安に感じるかもしれませんが、このような極端なケースは稀ですし、神戸ではスタッフがきちんとしたマニュアルを持っているので安心してください」とユーザーは付け加えた。