
東京:駐日シリア大使館は火曜日、在日シリア人らが出席する式典で、「記念すべき機会」と称する新しいシリア国旗の掲揚を公式に行った。
大使館のモハメド・ナジブ・エルジ臨時代理大使はアラブニュース・ジャパンの取材に対し、「この国旗は我が国の回復力と進歩の象徴であり、シリア革命以来の重要な進展の集大成です。新政府の樹立と新たな選挙の計画により、シリアは安定への道を歩んでいます。この国旗の掲揚は力強い一歩であり、シリア政府が世界的に認められている証です」と述べた。
シリアのアル=シャイバニ外務・駐在大臣も国連で新しいシリア国旗を掲揚した。
エルジ氏は、この国旗掲揚はシリアが新たな指導者の下にあり、再び国際社会の積極的な一員となったことを世界に示すものだとし「これは日本との関係回復に向けた重要な一歩である」と述べた。
シリアと日本は、日本がダマスカスの大使館を閉鎖したにもかかわらず、外交関係を維持してきた。
「日本とシリアは、力強く前向きな関係の長い歴史を共有しています。新しいシリア国旗の掲揚により、私たちは二国間関係の新たな章を楽観視し、シリアに対する日本政府の協力の拡大と、より協力的な姿勢を期待しています」と同氏は語った。