
ソウル】北朝鮮とロシアが初の道路連結工事を開始したと発表した。両国は、国境を流れる川に橋を架ける工事は、急成長を遂げる両国の関係をさらに拡大する大きな進展だと歓迎している。
ロシアのタス通信は水曜日に、橋の長さは1キロで、建設には1年半かかる見込みだと報じた。北朝鮮の朝鮮中央通信は、橋によって国境を越えた人の往来、観光、商品の流通が拡大するだろうと伝えた。
両国間の関係や交流プログラムは近年盛んで、北朝鮮はロシアの対ウクライナ戦争を支援するために弾薬や兵力を供給している。
北朝鮮とロシアはすでに1本の鉄道橋と航空便で結ばれており、2024年6月には、ロシアや中国との国境を流れる豆満江に自動車用の橋を架けることで両国は合意した。
木曜日、北朝鮮とロシアはそれぞれの国境都市で同時に橋の起工式を行った。
両国の国営メディアによると、北朝鮮のパク・テソン首相とロシアのミハイル・ミシュスチン首相がビデオ回線を通じて式典に出席したという。
木曜日にKCNAが報じたところによると、パク首相は、橋の建設は二国間関係における「歴史的記念碑」として記憶されるだろうと語ったという。
「タス通信によると、ロシアのミハイル・ミシュスチン首相は「これはロシアと韓国の関係にとって大きな節目だ。「我々は、両国間のより緊密な協力のための信頼できる基盤、オープンで実りある対話のための道を作っている」と述べた。
月曜日、北朝鮮は、昨年ウクライナ軍が掌握したクルスク地方の一部を取り戻すのを支援するため、ロシアに戦闘部隊を派遣したことを初めて確認した。
ロシアのプーチン大統領は北朝鮮に感謝し、ロシアのための北朝鮮兵士の犠牲を忘れないと約束した。
水曜日に国会議員に公開された韓国政府の情報評価によると、北朝鮮は約15,000人の兵士をロシアに送り込み、そのうち4,700人が死傷したという。韓国の評価書によれば、ロシアは北朝鮮に通常兵器を提供する見返りとして、防空ミサイル、電子戦装備、無人機、スパイ衛星打ち上げ技術を提供してきたという。
AP