
大阪:大阪・関西万博は賛否両論あるものの、食べ物は好評のようだ。一方、地元メディアの報道によれば、暑さ対策として給水所が増設され、駐車料金の高さで車での来場を控える人が増えているという。
「人気のフードコート」
大阪関西万博の飲食代は、ソーシャルメディア上で 「高すぎる 」との批判にさらされている。しかし、平均的な食事代は1,500円から2,000円程度で、多くの参加者は世界的なフェスティバルとしてはリーズナブルだと考えている。フードコートには大阪の有名店12店舗が出店し、来場者の人気スポットとなっている。
たこ焼きや串カツなどのご当地グルメもあり、海鮮丼は980円(7ドル以下)、煮玉子ラーメンは1400円(10ドル以下)。100円(約69セント)から食べられるものもある。入場者は予想以上に安い価格に満足している。フードコートはいつも混雑しており、万博の熱気に拍車をかけている。
「割高な駐車場」
万博へのアクセスは、指定された駐車場に停めて無料シャトルバスを利用する方法があるが、利用率は低い。ゴールデンウィーク期間中は、駐車料金が5,500円と高く、事前予約が必要なことに不満を漏らす利用者が多かった。その結果、不便ながらも地下鉄を選ぶ家族らもいた。
日本国際博覧会協会は、自家用車の利用を制限し、公共交通機関の利用を促進することを目指している。「パーク&ライド」利用者の減少が、主に地下鉄利用者が利用する東ゲートの混雑につながっている。当初、来場者の6割が東ゲートから入場すると予想されていたが、最近のデータでは8割が東ゲートから入場する日もあり、西ゲートから入場するのは2割に過ぎない。
大阪府の吉村洋文知事は万博の駐車場問題を認め、駐車料金の見直しを提案した。このような課題にもかかわらず、万博運営側は来場者がより快適に万博を楽しめるよう、状況の改善に取り組んでいる。
「給水所」
5月5日、日本国際博覧会協会は、大阪・関西万博会場に無料給水所を30カ所増設し、現在の32カ所から倍増する計画を発表した。この決定は、夏の気温が急速に上昇し、摂氏30度以上に達する可能性があると予想されているため、利用者が多いことに対応するものである。