
東京:1940年に開催された日本万国博覧会のチケットで入場した男性がいた。
東京で開催される「日本国際博覧会」のチケットは1938年に発売されたが、日本が第二次世界大戦に巻き込まれたため、開催は無期限に延期された。
先月開幕し、10月中旬まで開催される2025年大阪万博の主催者は、声明の中で、1940年のイベントのチケット保持者を入場させることを決定したと述べた。
声明によれば、彼らは月曜日に古いチケット1枚を2025年万博の1日パス2枚と交換したという。
地元メディアは、1940年のチケット保持者は25歳の竹縄文也氏で、東京在住だが大阪の実家を訪れていたと報じた。
竹縄は博覧会関連の記念品のコレクターで、3月に1940年のチケットをオンラインで購入したと毎日新聞などが報じた。
赤と黒の凝ったデザインの古い切符を笑顔で掲げる彼の写真が掲載された。
パリにエッフェル塔をもたらした万国博覧会は、1851年のロンドンのクリスタルパレス博覧会に始まり、現在では5年ごとに各地で開催されている。
1970年の大阪万博、2005年の愛知万博と、これまでの日本での万博は、1940年の万博のパスを持っている人に「招待券」を渡すという似たような方針だったと、2025年万博の主催者は月曜日に発表した。
竹縄氏は1970年の大阪万博のシンボルである白と赤の巨大な「太陽の塔」のファンだったと伝えられている。
AFP