アラブニュース
東京:5月17日(日)、三菱重工(MHI)は H-IIA ロケット42号機(H-IIA F42)の打ち上げを発表した。このロケットはアラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド・ビン・ラシード宇宙センターが開発したエミレーツ・マーズ・ミッション(EMM)の火星探査機ホープを搭載する。
打ち上げは2020年7月15日、日本南西部の鹿児島県種子島宇宙センターから、午前5:51:27 (日本標準時、UAE時間では午前00:50:27)に予定されている。宇宙船の火星到着は2021年の予定で、UAE投資開始から50周年目にあたる。
MHIによると、打ち上げ時刻については所定の打ち上げ期間中毎日設定の見直しが行われるという。所定の打ち上げ期間は2020年7月16日から8月13日となっている。
MHIは2007年にH-IIAの打ち上げ業務を、そして日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)からテクノロジーが移管された2013年にはH-IIBロケットの打ち上げ業務の提供を開始した。