
東京:日本の海上保安庁は、南西日本の係争海域で負傷した中国測量船の乗組員を救助するため、巡視船を派遣した。
海上保安庁によると、中国の測量船「Ke Xue」は水曜日、乗組員の1人が宮古島南方沖での測量作業中に手を負傷したとして、海上保安庁に救助を要請した。
海上保安庁の巡視船が調査船から乗組員の40代の中国人を引き取り、沖縄本島の那覇に搬送して病院で治療を受けた。
東シナ海では中国が海洋活動をますます活発化させており、調査船や沿岸警備隊、軍艦や航空機を日常的に派遣し、しばしば日本の領海や領空を侵犯している。
日本政府関係者によると、月曜日、別の中国の調査船が、日本政府の許可なく、日本の排他的経済水域(日本が経済活動を行う権利を主張する海域)として知られる沖ノ鳥島の東の海域にワイヤーを下ろしたという。
海上保安庁の哨戒機は調査船に海域から退去するよう警告し、日本政府は中国側に抗議した。
AP