
東京:日曜日に東京都議会議員選挙の投票が開始された。この選挙は、低支持率に苦悩する中央政府に対する国民の世論の動向を測る重要な指標とされている。
石破茂首相率いる自由民主党は、急激な物価上昇と高騰する米価により支持率が低下している中、首都圏最大の議会で最大会派の地位を維持することを目指している。
石破氏は今月、選挙運動の開始時に記者団に対し、「全員当選させるために全力を尽くす」と述べ、同党が東京の約1400万人の住民に影響を与える地方問題の解決に最も適した立場にあると主張した。
東京都議会選挙は、全国の参議院選挙(地元メディアは 7 月 20 日と報じている)のわずか数週間前に実施されるため、注目されている。
石破氏は、昨年 10 月の衆議院選挙で過半数の議席を失っており、連立政権の過半数を維持したい考えだ。
地元メディアは、今回の選挙でさらに敗北すれば、党首の交代につながる可能性があると報じている。
10 月に就任した石破氏の支持率は、インフレの高進や米価の高騰もあり、ここ数カ月、低迷を続けていた。
今月の世論調査では、米価問題に対処する新政策も奏功し、支持率が若干上昇している。
投票は午後 8 時(グリニッジ標準時 11 時)に終了する。
日曜日の選挙には、1997年以来最多となる295人の候補者が立候補し、そのうち99人は女性で、過去最多となった。当局者はこれを「喜ばしい傾向」と評価している。
世界経済フォーラムの「世界男女格差指数」ランキングでは、日本の順位は148カ国中118位にとどまり、女性の政治参加が特に低いことが指摘されている。
AFP