
東京:朝鮮中央通信の報道によると、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の妹である金与正(キム・ヨジョン)氏は、北の隣国との関係改善を望む韓国に冷水を浴びせ、「韓国は我々の外交パートナーにはなれない」と述べた。
朝鮮労働党中央委員会副部長である金氏は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領から尹錫烈(ユン・ソクヨル)大統領への政権交代を「嫌悪感をもって目撃した」と述べた。政権交代は南北関係に何の影響も与えず、韓国政界の中道派である李在明新大統領は「歴史の流れを変えられるような人物ではない」と彼女は言った。
彼女は、趙顕(チョ・ヒョン)と安圭福(アン・ギュボク)、「李在明政権の屋台骨をなす外交と国防の責任者たちが、北朝鮮の政権と軍部を敵とみなしていると堂々と述べている」と指摘した。
「数日前に私が強調したように、韓国の指導者たちが融和的なイメージを示すのには明確な目的がある。「彼らは、自分たちが望む北朝鮮と韓国の関係が決して元には戻らないことに気づいていないに違いない」。
さらに彼女は、韓国が米国との軍事演習を支持していることは「我が共和国の安全保障を直接脅かすもの」であり、「ソウルの二枚舌の役人たちの二重人格を示している」と付け加えた。
韓国が誰であろうと、彼らはアメリカの最も忠実な犬であることを忘れてはならない。”
朝鮮中央通信の別の記事は、”敵は米韓合同軍事演習の規模、形式、方法、強度、挑発性、獰猛性を容赦なく拡大している “と指摘した。
“敵がどれほど幼稚で狡猾な戦術を使おうとも、地球上で最も長く続いている戦争演習である米韓合同軍事演習の固定された不変の性質は、敵対という点では最も露骨な侵略戦争の予行演習である。”
“共和国に反対する敵対的主体が変わらない限り、敵対勢力の軍事的挑発に対応するため、わが軍隊を徹底的かつ無慈悲に使用するというわれわれの決意に変化はない。”