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日本の都市、1日2時間のスマートフォン制限を提案

子ども家庭総合支援機構が3月に発表した調査によると、日本の若者は平日、1日平均5時間強インターネットを利用している。(AFP=時事)
子ども家庭総合支援機構が3月に発表した調査によると、日本の若者は平日、1日平均5時間強インターネットを利用している。(AFP=時事)
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22 Aug 2025 01:08:27 GMT9
22 Aug 2025 01:08:27 GMT9

東京:日本のある市は、罰則のない条例案の下で、すべてのスマートフォンユーザーに対し、職場や学校以外でのスマートフォンの利用時間を1日2時間に制限するよう呼びかける。

条例案によると、豊明市の全市民に推奨されるこの制限時間には拘束力はなく、それ以上の使用に対する罰則もない。

この提案は、「睡眠障害を含む、身体的・精神的な健康問題を引き起こす機器の過度な使用を防止する」ことを目的としていると、小浮 正典市長は金曜日に声明で述べた。

草案では、小学生は午後9時以降、中学生以上は午後10時以降にスマートフォンを使用しないように呼びかけている。

この動きはネット上で反発を招き、多くの人がこの計画を非現実的だと訴えた。

「彼らの意図は理解できるが、2時間という制限はありえない」と、あるユーザーはソーシャルメディア・Xに書き込んだ。

「2時間では(スマートフォンで)本も読めないし、映画も見れない」と別のユーザーは書き込んだ。

また、スマートフォンの使用は家族で決めるべきだという意見もあった。

この怒りに満ちた反応に、市長は2時間制限は強制ではないことを明らかにし、ガイドラインは「スマートフォンが日常生活において便利であり、欠かすことのできないものであることを認めている」と強調した。

条例は来週審議され、可決されれば10月から施行される。

2020年には、香川県西部地域が、子どものゲーム利用を平日は1日1時間まで、学校が休みの期間は90分までとする初の条例を制定している。

また、12歳から15歳の子どもは午後9時以降にスマートフォンを使用させてはならず、15歳から18歳の子どもは午後10時までとすることも提案された。

子ども家庭総合研究所が3月に発表した調査によると、日本の青少年は平日に1日平均5時間強をネットに費やしている。

AFP

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