
宮内庁は17日、皇室の重要事項について天皇陛下の相談役となる同庁参与に五百旗頭真・兵庫県立大理事長(76)、風岡典之・元宮内庁長官(73)、寺田逸郎・前最高裁長官(72)の3人を18日付で起用すると発表した。
渡辺允・元侍従長(84)、国松孝次・元警察庁長官(82)、羽毛田信吾・元宮内庁長官(78)、竹崎博允・元最高裁長官(75)の4人は同日付で退任する。
2010年7月には上皇さまが、当時の参与や宮内庁長官らを前に初めて退位の意向を示されるなど、定期的な会合である「参与会議」は重要な役割を担ってきた。
昨年5月に代替わりが実現したのを機に、宮内庁が新しいメンバーの人選を進めていた。
JIJI Press