
アラブニュースジャパン
東京:日本の科学者チームは東京の北東部、茨城県沖の海底に原油が存在する可能性が高いという結論に至った、と朝日新聞が報じた。
原油が発見されたと考えられる、風光明媚な五浦海岸地域は、国の登録記念物に指定されており多数の奇岩が連なっている。
報告によると、ある種の天然セメントは海水中のカルシウムと有機物中の炭素が結びついて形成されるが、研究チームはその炭素が天然ガスのメタン由来であると考えている。
茨城大学の地質学者である安藤寿男氏と北海道大学の研究者らを含む科学者チームは7月、海底におそらく原油があるとの調査結果を発表した。
約7年前から岩塊の研究が始まり、チームは高感度検出器を使用して岩塊の空洞に残る微量なガスの組成を分析した。
この予備調査結果は、石油天然ガス・金属鉱物資源機構が資源調査船を用いて去年から実施している国の海底資源調査によっても確認されている。