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日本の外相がWTOの次期事務局長に大きな期待をかける

次期事務局長にとって、自分が重要と考える資質は、主要国間の異なる利害を調整する能力だ、と茂木大臣は強調した。(AFP通信)
次期事務局長にとって、自分が重要と考える資質は、主要国間の異なる利害を調整する能力だ、と茂木大臣は強調した。(AFP通信)
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16 Sep 2020 12:09:56 GMT9
16 Sep 2020 12:09:56 GMT9

アラブニュースジャパン

東京:日本の茂木敏光外務大臣は、日本が世界貿易機関(WTO)の次期事務局長になる特定の候補者を支持する立場に現在ないが、当選した候補者が同機関を改革し、主要国間の利害を調整できるようになることを望んでいると述べた。

記者会見の席上でアラブニュースと話して、茂木大臣はどの候補者が日本の立場に最善であるか、そして次期事務局長の使命が何であるべきか、ということについて自らの姿勢を説明した。WTOは先週、ロベルト・アゼベド前事務局長の後継者を見付ける数カ月に及ぶ長い選考手続きの第3のフェーズに入った。

サウジアラビア王国から指名されたモハマド・マジアド・アルトゥワイジリ氏を始め、8人の候補者たちは、各国からこの事務局長候補に指名された。8人の候補者たちは今週始まる協議のフェーズで、5人に絞られる。

茂木大臣は特定の候補者を支持はしなかったが、WTOは上級委員会のレベルで機能不全の状態にあることを強調し、デジタル経済のルールづくりが「切実に必要とされて」いると述べた。上級委員会はWTOで最高の紛争解決組織だが、アメリカによる新規加盟国の妨害により、事実上機能不全に陥っている。

「改革のために、無駄にしていい時間はありません」と、茂木大臣は語った。「新しい事務局長として、当選した候補者はWTOの改革をしっかり前へ進めるために、こうした山のような課題に取り組まなければならないでしょう」

次期事務局長にとって、自分が重要と考える資質は、主要国間の異なる利害を調整する能力だ、と同大臣は強調した。なかんずく、この数年のアメリカと中国の不安定な貿易関係により、国際通商は揺れている。

茂木大臣が当選者に期待していると述べたその他の側面は、当人が多角的貿易体制の強化に向けて努力するかどうか、そして、当選者が同機関の透明性の確保を促進するかどうかだ。

「こうした条件を満たした候補者が選ばれることを、心から期待しています。そして私は、関係各国との協力を続けていきたいと思います」と、同大臣は付け加えた。

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