
Clareto Monsorate、ドバイ
日本の自動車メーカー、マツダは、プレミアムカーに注力するために、サブブランドのマツダスピードを廃止することを決定した。
最近、マツダのブランドコミュニケーション・シニアマネージャーのドリュー・キャリー氏は、ジャーナリストに対し、同社は「更なる成熟と高級化」に焦点を合わせていると述べた。同氏によると、同社は今後、マツダからはハイパフォーマンスブランドのマツダスピードが復活することはないと述べた。
同氏は「更に成熟した高級感のあるプレミアムスペースへの移行に注力し、マツダスピードのブランドから手を引いていくだけであり、弊社は、ドライビングダイナミクスの魅力に引き続き注力している。」と述べた。
マツダスピードは、1967年にマツダのディーラー、マツダオート東京が立ち上げた独立系レーシングチーム「マツダ・スポーツ・コーナー」として発足した歴史がある。 20年以上後に、日本の自動車メーカーはマツダスピードを法人化し、モデルのパフォーマンスをベースとしたバージョンの提供を開始した。
最初の発売は米国と日本のみだったが、同自動車メーカーは2006年にMazdaspeed6(日本名:マツダスピード アテンザ)を世界的に販売を開始した。
同自動車メーカーは、直列6気筒エンジン(現在米国で販売されている直列4気筒エンジンとは異なる)、新しいハイブリッド製品、FRプラットフォームなど、野心的なパワートレインの開発計画を立てている。
新型コロナウイルス感染症により世界中の自動車販売が落ち込んだが、同社は今後数年間で米国での需要が急増すると予想している。
マツダの丸本明代表取締役社長兼CEOはメディアに、同社は3年間で米国での年間車両販売台数を45万台に設定し、昨年の数値を62%上回ったと述べた。