
東京: 来年のオリンピックのマラソン・競歩について東京都知事は金曜 (1日) 、暑さ対策として日本北部に開催地を変更することを東京都は「妨げない」と語った。ただし知事はこの決定に今なお不服だとも続けた。
小池百合子都知事はオリンピック関係者および主催者との会議で「IOCには同意できないが、開催地の決定権限を持つIOCの決定は妨げない」と 述べた。
「あえて申し上げるなら合意なき決定です」
国際オリンピック委員会は先月、東京の夏の猛暑と高湿度に対する懸念から開催地の変更を決定した。
しかし突然の展開に東京は反発した。東京はマラソンを特に主要イベントと位置付け、街の魅力をアピールしオリンピックに対する一般の関心を高める機会と見なしていた。
IOCは、今年前半に開催されたドーハ世界選手権で選手の多くが医療処置を受けたことを踏まえ、この決定は選手の健康を守るために必要だと説明していた。
IOCのジョン・コーツ調整委員長は、小池知事および日本の五輪担当大臣がこの変更を支持すると述べたことを受け「この案が了承されたと理解している」と語った。
AFP